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この世界の片隅に

第13回(2009年)文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞作品
この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)
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こうの 史代

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内容紹介
平成の名作・ロングセラー「夕凪の街 桜の国」の第2弾ともいうべき本作。戦中の広島県の軍都、呉を舞台にした家族ドラマ。主人公、すずは広島市から呉へ嫁ぎ、新しい家族、新しい街、新しい世界に戸惑う。しかし、一日一日を確かに健気に生きていく…。(上巻)
すずも北條家に嫁ぎあくせくしてる間に、ようやく呉の街にも馴染んできた。リンさんという友達もできた。夫婦ゲンカもする。しかし戦況は厳しくなり、配給も乏しく日々の生活に陰りが…。そして昭和20年3月、ついに呉の街にも大規模な空襲が! 戦争という容赦のない暗雲の中、すずは、ただひたすら日々を誠実に生きていく。(中巻)


厳しい時代の中でも、日常はそこにあり、なにげないもの。
主人公・すずのほわわんとした性格から、和やかさを感じるものの、
下巻ではそのほわわんとして、穏やかな主人公がやり場のない怒り、悲しみに、
壊れる、というか、心を荒げる様(さま)に、切なくなった。
下巻は切ない、切ない、切ない…。
右手を懐古する所とか、本当に切ない。
後半は涙が止まらなかった。
どんな言葉を並べても陳腐になってしまう。

原爆の話を描くと、地獄絵図の描写、凄惨な様子が描かれることが多く、
それはそれで、どれだけの凄まじさだったのかを伝える表現だと思う。
本作ではそういった凄惨な様子は描かれず、
なにげない日常を淡々と描き連ねることで
内的な人間性の破壊が描かれている。

あとがきに

すべての命の尊さだの素晴らしさだのも、厳密にはわからないままかも知れません。


とある。
そう、わからない。そして、戦争も経験をしていないのでわからない。
どんなことも、当事者でなければわからない。
ただ、わからないから、と匙を投げるのではなくて、
いいか悪いかの判断も別として、何があったのか、
どんなものなのか、と知ること、知ろうとすること、
でいいんじゃないかと思う。

こうのさんの柔らかくも力強い、緻密に描き込まれた線は圧巻。

 わたしは死んだことがないので、死が最悪の不幸かどうかわかりません。他者になった事もないから、すべての命の尊さだの素晴らしさだのも、厳密にはわからないままかも知れません。
 この作品では、戦時の生活がだらだら続く様子を描く事にしました。そしてまず、そこだって幾つも転がっていた筈の「誰か」の「生」の悲しみやきらめきを知ろうとしました。
(略)のうのうと利き手で漫画を描ける平和。そして今、ここまで見届けてくれる貴方が居るという事。
 すべては奇跡であると思います。
 有難うございました。 「この世界の片隅に」あとがき



私たちは欲深い。
雨風をしのげる家があり、死を覚悟しながら眠ることもない。
でも、アレが欲しい、コレじゃイヤだと言い続ける。
失わないとわからない愚かな種族だなぁ。

平和が当たり前のようにそこにあることは、素敵なこと。
でっかく「世界平和を」と声高に叫んでいながら
好んで戦争をしかけてきた国に
「日本は平和ぼけしてる」なんて揶揄される筋合いはない。
当たり前になるように、日々願い、実践してきた人々の賜物。
まずは自分の隣にいる人と幸せに過ごす、
家族や仲間と助け合う、そんな小さなところから、平和にしていく。
この世界の片隅で、みんながそう思い、実践したら
それは片隅の出来事ではなくなっていく。

今日も無事に生きていることに感謝。
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[ 2010/08/02 03:43 ] 平和 peace | TB(0) | CM(0)
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