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ミリキタニの猫 THE CATS OF MIRIKITANI


『ミリキタニの猫-THE CATS OF MIRIKITANI』を見ました。
全てにパワーと愛がある作品。
経験に基づく言葉、絵、
そしてパワフルなじいちゃん、ミリキタニ。
歴史の重みを感じるドキュメンタリーですが、
人間の持つ愚かさ、あたたかさ、美しさを感じる映画です。

・予告編


渋谷ユーロスペースにて鑑賞。
都内で上映しているのはここ1館。(上映は11/9までのようです)
9月上旬から上映され、1ヶ月ほど経った10月上旬に見ましたが、
幅広い年齢層で、6~7割の席が埋まっていたのが印象的でした。

catofmirktn2001年9月11日、世界貿易センターが瓦解する緊張状態のニューヨーク路上。騒然とした周囲をよそに、いつもと同じように平然と絵筆を動かしている男がいた。彼の名はジミー・ミリキタニ、80歳。カリフォルニアで生まれたが、第二次世界大戦中、日系人強制収容所に送られ、アメリカに抵抗して自ら市民権を捨てた。その時から彼の反骨の人生が始まった。戦後派、モダンアートのカリスマ、ジャクソン・ポロックに寿司やてんぷらを料理したとかがるが、彼の80 年間には何があったのか・・・、そして彼の描く猫の絵に込められているものとは・・・ ~公式HPより引用~

~生~
まず感激なのは、ミリキタニさんの作り出す色彩。
何本もの繊細なボールペンの線で描き出された
生命感あふれ、躍動感がみなぎる線。
毛筆のそれもまた同じく、力強く、生き生きしている。
派手派手しく、チカチカしてしまう赤や青、黄色といった
彩やかな色の組み合わせがとても美しい。

猫というアイコンも、
生きること、生きていることを象徴しています。

~アンビバレント~
アメリカと日本の二重国籍を持ち、自由を求めアメリカに渡りながら、
第二次世界大戦中、日系人強制収容所に送られる、
this country(USA) is garbageと言いながらも、
様々な人種が存在するアメリカで好きなことをして生きている、
今ではアパートに住み、アメリカの社会保障を受けている。

~何も変わってはいない~
9.11以降のアラブ系住人に対するアメリカ社会の人種差別や
暴行を伝えるニュースに、
第二次大戦時、自らが「敵性外国人」というアメリカで受けた排斥行為を重ねあわせ、
“何も変わってはいない”
とミリキタニさんは非難している。
これはアメリカだけでなく、人類にいえることなのでは、
と考えてしまう。

9.11の後、路上に停めてある、
砂埃をかぶった車のリヤウィンドウの
nuke'em(※1)という落書に、
“何もわかっちゃいない”というミリキタニさん。
原爆を知っているからこその言葉であり、
これもまた、自らの受けた仕打ちと同じことが
アラブ系の人々に及ぶことを危惧し、
アメリカ社会を非難している。

※1 nuke'em=奴らに原爆を落としてしまえ
奴ら=テロリスト、ですが、このとき、アラブ系の人々を排斥する動きがあったことを考えると、アラブ人を指している気がします。


リンダ監督の助けもあり、市民権を再び得て、
たくさんの仲間に囲まれて暮らすミリキタニさん。
アメリカをクズだと言っていたけれど、
アメリカの寛容さも感じているんだと思う。
最初はアメリカへの不信感、怒りだらけだったが、
ツールレイク収容所を訪れ、怒りは赦しになり、
それは祈りになっていく様が、感動的だった。

彼が時にアメリカと対比して日本の素晴らしさを語っているとき、
心が痛いというか、そんなにいいもんじゃない、
今、日本に数ヶ月でも滞在したら、彼は失望するのではないか…、
日本に原爆が落とされたこと、
日本がそんなに遠くない過去に戦争を経験していたことを
知らない人が増えていることや、
原爆投下を仕方ないと片付けてしまう人がいたり…
彼にとって祖国に裏切られたと感じられるのではないか、と感じましたね。
先日来日した時、どう感じたのでしょうか。

日本に原爆が落とされたこと、日本がそんなに遠くない過去に
戦争を経験していたことを知らない人が増えている、という現実は
平和なことが当たり前になっている
という喜ばしいことなのかもしれない。
が、今もなお、戦争、原爆の影響に苦しむ人々がいる。
悲しみ、苦しみは平和に思える今でもまだ続いている。
第二次世界大戦が終わっても、戦いが終わっていなかったミリキタニさんのように。
戦争の悲惨さ、虚しさ、無意味さを反省し、二度としないと強く決め、平和な世の中を…
という戦争体験者の想いを忘れてはいけないと改めて感じました。

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[ 2007/10/27 05:06 ] 平和 peace | TB(0) | CM(0)
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